今回はベルアドワイズのバナースタンドを語るうえで欠かすことのできない主要メンバー「くるりんⅡ」の知られざる品質改善の裏側をお伝えします。
この記事を書くにあたり、私自身初めて知る情報がありました。なんとお恥ずかしい！…というように、普段あまりクローズアップされない部分についても書いていますので、すでにくるりんを知っている方にも、まだ知らないという方にも読んでいただきたい内容がてんこ盛りとなっています。

ちなみに、くるりんを初めて知ったという方はこちらも覗いてみてください！
バナースタンドとは？

くるりんはロールアップ型のバナースタンドです。本体部分に巻き取り機能が備わっており、スクリーンが本体に自動的に巻き取られる仕様になっています。組み立て / 片付けが簡単なのも特徴です。

↓今回ご紹介するラインナップはこちら↓
①包容力抜群収納バッグ
②ずっしりベース
③痛くない支柱
の、豪華3本立てです！

全てはこの思いから

くるりんは2010年頃から販売を開始しており、今でも1ヶ月に1,000台以上販売することがある長年愛されている商品です。長い間お客様にご愛顧いただけるようにと重ねてきたのは品質の向上。品質改善で追及してきたことは、よりお客様にとって安心で使いやすいものにするということ。例えば、設置した時にブレがないと転倒の危険性が低くなり安心しますし、しっかりと自立して立ってくれるので安定感があって使いやすいですよね。お客様に不安なくスムーズに使っていただけるように一つずつ改善を重ねてきました。

こだわりの改善を大公開しちゃいます！

①衝撃も包み込む！包容力抜群な収納バッグ
まずは収納バッグです。しっかりとした造りですが、それだけだとやはり運送中の衝撃に耐えられないことも…。そんな外部からの衝撃に立ち向かうため、バッグの中にさらにクッションを入れるようにしました。包容力のある布団のように、全てを包み込んでくれるので衝撃からも守られます。より綺麗な状態でお客様の元へお届けができるようになりました。

②縁の下の力持ち！しっかりとしたベース
次に本体のベース部分です。ベースに厚みを持たせるよう変更しました。肉厚になることでしっかりとして曲がりにくくなり、設置時に安定した状態を保てます。また、本体の重量も3.5kgにUPさせ、人が側を通った際にブレが生じにくいようにしました。転倒防止にもなるため、設置時の安心感・安定感に繋がります。くるりんは大きなサイズになると高さが2mを超えます。倒れると非常に危険なので、安全面には特に注意を払っています。

③手を守ります！痛くない支柱
最後に支柱の面取りです。支柱の断面に面取り加工をしています。断面をそのままにしておくと組み立て時に怪我をする危険性があります。細かな部分なので気が付くことも少ないかもしれませんが、他社品では面取りなしの場合もあります。弊社ではより安全に使用いただけるようこのような部分にも配慮しています。

小さなことが大きな自信に変わる

ここまで3点の改善についてお話をしてきました。
どれも細かい部分ですが、ベルアドワイズ独自の視点で改善を重ね、安心感や安定感、使いやすさを高めてきました。
このような細かい部分は、改善を重ねても見た目が劇的に変わることはないかもしれません。ですが、実際にお客様から反響をいただいたこともあります。「くるりんは不具合が起きにくい」「ローコストなのにクオリティは高い！」と、熱弁してくださったお客様もいらっしゃいました。細かな部分を改善していくことで商品自体の底上げに繋がっているのだと思います。
クッションを入れる、面取り加工をするといったひと手間をかけて細部にこだわってこそ、自慢の商品と言えると思います！
ベルアドワイズが大切にしている『「お役立ちの」先まで一緒に。』という在り方のように、ただ製品を提供して終わりではなくプラスαの価値も提供できるよう、これからも商品開発を進めていきたいと思います！

ライターのひとこと
「出先でバナースタンド見つけると、後ろ側見ちゃう」
これはもう職業病ですかね？うちの商品かなぁ～なんて考えながら後ろ側やパーツなど判別できそうな部分をついつい見ちゃいます。
それで友達に「どこ見てるの？」と言われます…。